私たちは昭和３６年８月に舞鶴、宮津、北丹（網野・間人・湊）の三つの水産仲買人の組合が相寄り、京都府水産仲買組合連合会を結成して相互の連携を目的に活動して参りました。しかしながら、近年、高齢化や後継者不足により年々組合員も減少し、また、地元における水産物の消費も、年々低迷しており、今後、組合員の経営が悪化することが予想され、非常に危機感を抱いているところです。

　そのような中で、京都府北部地域の水産流通業者が今ある団体組織は存続しつつ、また新たに3つの組織の連合会を法人化して更に連携を強化にして地域の水産資源のブランド化を推進するとともに、地産地消と魚食普及を推進し安全で安心な京都府の水産物の提供を積極的に展開していき、所属会員の経営の安定化・経済的地位の向上を図ることを目的として、この京都府水産流通協同組合を法人組織として設立しました。